試作前のデータの明暗試験について

キルト

試験の目的

試作で実際に布で比較するための明暗の範囲を決めること。範囲とは、明らかに暗い%と明らかに明るい%を決めることです。

もちろん、紙と生地では、特に質感が大きく異なるため、明暗の印象なども大きく異なることが予想されますが、10%以上ずれることはないというのが、専門家の助言です。

試験方法

日本で作成した明暗資料データを英国に送り、実物と比較して試験を行う。その際、MacのColorSyncを利用することで、色の同一性を確保する。作成した試験資料は次のもの。なお、実際には、最初、+16%から-24%まで4%間隔でデータを作成し比較してもらいました。その結果-24%が最も近いということで、さらにー28%と-32%のデータを作成し-28%よりも明るいことを確認してもらいました。

試験結果

英国側で行った比較試験の結果の写真です。 ※クリックすると拡大できます。

結論

-24%を中央値として試作を行う。以下の様な試作品を作る。

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