概要:2020年5月のコミュニティデイでは、夜の騎士バスに乗り魔法使いチャレンジを段階的に12回行うというタスクが行われました。当然、通信の混雑が予想され、しかも、夜の騎士バスが開始されて初めての高負荷イベントとして通信対策をまとめました。当日の私の観察結果は良好でしたが、SNS上では相当な不満の声が渦巻いていた様です。今後のイベント時の対策として参考にして下さい。

2020年5月のコミュニティデイでは、夜の騎士バスに乗って砦行き、対戦をする人が多数でした。その場合心配なのが通信事情です。考えられる対策を自分でできることと参加者数の推移から考えってみました。参考にして下さい。
自分でできる通信対策:安定した通信の確保
- 自宅等で安定したwifiが利用できるのであれば、使った方が良い。
- フリーwifi等で遅い通信は利用しない方が良い。
- 特にフリーwifiが複数あり、切り替わるようなところではwifiを切っておく。
現在、コロナ環境で通信量が増加しているので、特に注意が必要です。
予想される世界の参加者を考慮した対策
グローバルなゲームサーバーの構成例:任天堂のAWS導入時の構成

参照したURL:https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/nintendo-dena/
ナイアンの構成は分かりませんが、グローバルなゲームサーバーの構成は同様なものと考えられます。5月始めから夜の騎士バスが本格的に始まり、今回が初めての最大負荷がかかる時と思われますので、ナイアンあるあるでどんなことが起こってもおかしくありません。ポケモンの場合、最初の頃は時間延長が何度も起こりました。今回も日曜も続いているかもしれない、もしくは酷すぎで延期して再度開催もあるかもしれないと考えています。
ゲームサーバーの構成がどのような場合でも、負荷、つまり参加者の数が最も影響を与えるものと思われますので、予想してみました。

補足図:予想される参加者の累積数
図ではアジア、欧州、南北アメリカの1日と参加者の数を配置し、それに基づく累積を予想してみました。なお、具体的な数は不明ですので、それぞれ同数の参加者と考え、8時間の時差を考慮し、仮定しました。
累積を考えるとアジア、特に日本は最初に始めることになり、8時前後から本格的に参加者が増加するものと思われます。そして、日本の昼過ぎから欧州でも参加者が増加してきて、日本が終わる直前にアメリカでも参加者が増加して最大ピークに達するものと思われます。
これを考慮すると、次のことが考えられます。
- 狙い目は開始当初の朝まで。また、この時間帯は通信が空いていて、安定した接続が期待できる。
- 16時以降、欧州の参加者が増加すると混んでくると思われる。
- 終了間近は、さらにアメリカの参加者が増加し、最大負荷になるものと思われる
2020年5月のコミュニティディ当日の観察結果について
個人のタスクは0時の開始直後から始め、当然、問題ありませんでした。
その後、可能な時間に観察しました。
- 8時、問題なし。
- 10時半過ぎに砦に入れないというのが、10/10回ありました。欧州も開始され、いよいよかと心配しました。
- 11時過ぎ、問題なし。サーバーを増強したのでしょうか?
- 12時、問題なし。
- 16時、問題なし。
- 20時、問題なし。
- 23時、問題なし。
個人的な観察ですので、分かりませんが、心配のようにはならず、ナイアンも頑張っているようです!
結論:早起きは三文の徳。
2020年5月のコミュニティディでは、当日の私の観察結果は良好でしたが、SNS上では相当な不満の声が渦巻いていた様です。どうなるか、分かりませんので、転ばぬ先の杖、午前の早いうちにタスクを終了することをお勧めします。皆さんも、心にゆとりを持って、楽しいイベントをお過ごし下さい。